海洋葬の費用プラン

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お墓への納骨にこだわらない、新しい供養のスタイルがどんどん登場しています。  例えば、墓石の代わりに樹木をモニュメントとする樹木葬や、遺骨を炭化させてダイヤモンドを生成するダイヤモンド葬、そして今回ご紹介する「海洋葬」などがあります。お墓への納骨と比べて安価であることはもちろんですが、海が好きだった故人の意思を反映させることもできることで、最近利用者が増えています。

海洋葬は、遺骨を海に撒くことを供養とする方法です。お墓に納骨して定期的に墓参をするというよりは、故人が大好きだった海に遺骨をまいて、大好きだった場所に没後もいられるようにしてあげるという「生前の意思」を反映させることがもっぱらの目的です。  国の「墓地埋葬等に関する法律」では、散骨を禁じる規定はありませんし、周辺環境を悪化させるような事例でない場合は、散骨することは問題にならない解釈となっています。今後も海洋葬はさまざまな供養の一つのありかたとして定着していくものと考えられます。  それではここからは、実際に海洋葬の手順を詳しくご紹介しましょう。

①火葬する

火葬場で火葬された遺体から、遺骨の一部を収骨しておきます。この時は骨壺に収めておいてもかまいません。 もし、あらかじめ分骨をすることが分かっている場合は、複数の骨壺を用意しておき、火葬場で収骨する時に分けて集めておきましょう。

②埋火葬許可書を必要枚数分用意する

火葬場で火葬を終えると、火葬場の管理者が「埋火葬許可証」を発行します。自治体によっては「埋葬許可証」などの名称で発行される場合もあります。  これらの書類は、遺骨を納骨する時に霊園管理者などに提出する書類なので、海洋葬の場合も海洋葬をとり行う業者に提出できるように準備をしておきましょう。  もし、分骨を予定している場合はそれぞれのお骨に埋火葬許可証を添付しなくてはなりませんので、火葬場の管理者に確認して、複数枚の埋火葬許可証を交付してもらえるように依頼しましょう。

③業者を決める

海洋葬は、遺族が立ち会うのか、葬儀も兼ねて散骨するかによって、対応できる業者も違えば、かかる費用も変わってきます。  一番シンプルなプランは、業者が遺骨を預かり、所定の海に出向いて散骨し、その時の写真等を後日遺族に提供するものです。この場合、平均的な費用は約5万円です。  一方、遺族が立ち会って散骨や葬儀を一緒にする場合は、当然参列者数によって船の大きさが変わってきますから、その分費用がかかります。また、葬儀を兼ねる場合は僧侶などの宗教者を依頼することになれば、その分お布施も必要になりますから、費用がアップします。8人程度の出席者の場合、費用は約25万円から30万円程度となっています。  あと、実際に散骨をする海は、業者が指定した場所になり、特定の海岸や沖合などを指定することはできません。

④遺骨を引き渡す

契約して、業者にお金を支払ったら、海洋葬の期日を決めます。海洋葬は自分たちの都合のいい日時で行うことが出来るので、参列者が集いやすい日時を決めることが出来ます。  遺骨は、代理散骨の場合は出港予定日の前日に業者に預けます。自分たちも参加する場合は、当日持参して船に乗り込みます。  ちなみに、海洋葬は海が時化ると当然ですがその日に実施することはできません。そのため、季節的に海がしける可能性が高い場合は、予備日を1日だけ決めておくと、予定が立たなくなってしまっても影響を最小限にすることが出来ます。

⑤散骨する

出航すると、目的の海までは一直線です。船酔いしやすい人はあらかじめ酔い止め薬を飲んでおくことをお勧めします。  海につくと、代表者による花束やお酒を海にささげ、そののちお骨のみをまきます。骨壺などは海に投下しませんので、業者に依頼して処分をお願いしておきます。宗教者の読経等を行って、再び港に帰ります。この間、約60分程度かかります。

⑥供養する

海洋葬は、石のお墓のように「後日お参りする場所」があるわけではありません。  ですから、お彼岸やお盆などの供養期には、お世話になっている寺院で供養をしたり、かつて散骨した海が見える海岸等で焼香や花束を海にささげるのが一般的な供養です。家に仏壇等がある場合は、そこで定期的な供養を行っても問題はありません。

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